2021年1月7日、緊急事態宣言が発出された。
緊急事態宣言とは。
新型コロナウイルス拡大防止のため、国からの要請。
◎実施期間 2021年1月8日〜2月7日
◎実施区域 東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県
今回の緊急事態宣言は、 社会経済活動を幅広く止めるのではなく、 感染リスクの高い場面に絞って、効果的・重点的な対策を徹底するもの。
具体的な対策として
飲食を伴うものを中心として対策を講じる。
つまり、飲食につながる人の流れを制限する。
- 飲食店に対する営業時間短縮要請
- 夜間の外出自粛の要請
- テレワークの推進など
◎飲食店やカラオケボックスなどへ、営業時間の短縮を要請。
・営業は20時まで、酒類の提供は11時から19時まで
・1店舗あたりに「協力金」として、6万円/日(月換算180万円)支援する方針
・また、遊戯場や大規模な店舗などに対しても、飲食店と同様の働きかけを行う。
◎「20時以降」の外出自粛の徹底。
ただし、出勤や通院、散歩など、生活や健康の維持に必要な外出・移動は除く。
◎ 学校に関して。
一律の臨時休業(いわゆる一斉休校)は要請しない。
入試などは、予定通り実施。
果たして本当に
わたしasaも、飲食に従事する身としては、
果たして本当に、飲食が"感染拡大の主な起因"なのだろうか。
甚だ疑問である。
確かに感染のリスクが高いシーンではあると思う。
しかし一概に、これが全てというべきではない。
政府の会見も、飲食ばかりが感染拡大の起因と言われる理由を
明確には示していない。納得感が得られない。
現に、時間短縮営業に応じないと示した有名飲食店もあるという。
「営業時間は短縮しない!」
1973年に設立された、グローバルダイニング。
創業者であり、代表取締役社長でもある長谷川耕造氏が、
1月7日に公式サイトへコメントを投稿した。
長谷川氏が述べる、通常営業を行う理由は次の通りである。
- 国民の健康と生命に甚大な脅威となるような緊急事態ではない
- 飲食店の時短や休業は感染抑制に効果がないことは世界で証明されている
- 死者数は米国などの約40分の1であり、医療崩壊していると考えられない
- 国からの協力金やサポートが不足している
グローバルダイニングのような大企業が、
緊急事態宣言に際して、営業時間短縮の要請に応えず、
コメントを発したことは飲食業界にとって大きな意味をもつ。
SNSでは、コメントの内容が賛同されたり、
株価が急騰するなど、大きな注目を浴び、
一定の支持を得ているようにみえる。
一方、芸能界では
今朝のサンデージャポンにて、
デヴィ夫人の年越しパーティーに関して触れられていた。
(リンク先Youtube24:00より)
90人程集まり、オーケストラやオペラ歌手などを呼んだ華やかなパーティー。
デヴィ夫人曰く、
ホテルや演者、業者各方面に対して仕事を振り、経済を回している。
感染対策は十分、各個人も意識が高い人たちが集まっている。
とのこと。
これに意見したのが、杉村太蔵。
「こういう人たちがいるから感染が収まらないのではないか」
すかさず夫人からの反論はあったが、
他の誰も夫人に対して意見できなかったのだから、
少しは評価してあげたいと思う。(←何様w)
そもそも報道の在り方はどうなのか
新型コロナウイルスに対して、
様々な立場から本当にいろんな意見がある。
デヴィ夫人のように経済をまわそうと、
良かれと思ってしている行動に対して
それをよしと思わない人たちも相当数いるのは事実だ。
ただ、
公で意見できる場に出ている芸能人が
何らかの見えざる力によって
きちんと考えを述べることなく
その場をやり過ごしてしまうことに
報道のあり方を見直して欲しいなあと強く思ってしまう。
田舎のおじいちゃん、おばあちゃん、
小さい子を持つお母さんなど
不安を抱え、でもテレビからしか情報を得られない人たちに
正しい情報を届けるのが報道の役目であるはず。
緊急事態宣言について、
本当に思うところはいろいろある。
しかし、
新型コロナウイルスを抑えたいと思う気持ちで言うと
みんな同じ方向を向いているのだから
それぞれのできる形で協力しあっていきたいところではある。
飲食従事者のわたしとしては、
こんな世の中なのに来てくださるお客様に対して
来て良かったなと思ってもらえるよう、
誠心誠意対応することに尽きるなあと
そんな風に思っています。
asa
コメント